約9900万年前の原始的な鳥の頭部とみられる化石を琥珀の中に見つけたと発表していた中国地質大などの研究チームが、化石はトカゲの可能性が高まったとして、27日までに論文を取り下げた。

 論文は英科学誌ネイチャーに3月に掲載された。ミャンマーで見つかった琥珀の中に、長さ1センチ余りの鳥のような生き物の頭部が閉じ込められているとしていた。

 しかし、他の研究者からトカゲの仲間の特徴があるとの異論が出たため研究チームが改めて分析。「化石の系統分類に関するわれわれの仮説に疑問が生じた」として取り下げを決めた。