【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和政策に関し、一部を違憲とするドイツ連邦憲法裁判所の判断を巡り、ドイツ政府や連邦議会が緩和政策を適切だと容認したことが27日分かった。ECBなどはドイツ連邦銀行(中銀)が今後も量的緩和に参加し続けるのに問題はなくなったと説明している。

 ECBの量的緩和を巡る訴訟は新型コロナウイルス感染拡大前から行われてきた枠組みが対象。中央銀行による国債買い入れは、政府の財政規律を失わせると批判も出ていた。

 憲法裁は5月5日の判決で、ドイツ政府や議会がECBの政策に適切に関与してこなかったことなどが憲法違反だと指摘した。