太平洋戦争末期に特攻隊の訓練をしていた埼玉県桶川市の「熊谷陸軍飛行学校桶川分教場」の跡地に、市が整備した「桶川飛行学校平和祈念館」が完成し、26日、報道陣に公開された。兵舎棟や弾薬庫を復元。特攻隊員の遺書の写しや集団生活する訓練生の写真も展示した。8月4日に開館し、平和教育に活用する。

 市によると、桶川分教場は1937年、旧日本陸軍の航空兵養成施設として設置され、約1600人が学んだ。45年には特攻隊の訓練場となり、12人の隊員を送り出した。戦後は海外から引き揚げた復員兵や民間人向けの市営住宅として、2007年まで使われた。