2018年に発覚した東京医科大医学部の不正入試問題に絡み、臼井正彦前理事長が東京国税局の税務調査を受け、18年までの5年間で計約1億円の申告漏れを指摘されていたことが25日、関係者への取材で分かった。取り計らいを依頼してきた受験生の保護者らからの謝礼を申告していなかったもようだ。

 鈴木衛前学長も、同様に数百万円の申告漏れを指摘された。過少申告加算税を含む追徴税額は臼井氏が約4千万円、鈴木氏が数百万円で、いずれも既に修正申告したとみられる。

 東京医科大の不正入試問題では、同省の元局長が受託収賄罪で公判中。臼井、鈴木両氏は元局長への贈賄罪で起訴されている。