福島県沿岸部で千年の歴史を誇り、国の重要無形民俗文化財となっている伝統行事「相馬野馬追」が25日、開幕した。例年は甲冑姿の騎馬武者による競馬など戦国絵巻さながらの光景を見に多くの観客が訪れるが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため競馬を含む大部分の行事を中止とし、一部を無観客で27日まで実施。

 野馬追は、一帯を治めた相馬家の始祖といわれる平将門が野馬を放ち、配下の武士に武芸を磨かせたのが起源とされる。相馬市の相馬中村神社で出陣式を開催。相馬家の子孫である相馬行胤氏(46)が馬に乗って境内を移動する。