東京電力HDなど大手電力10社が、台風など災害時の停電復旧を素早く進めるため、各社でばらばらだった作業手順や工具を統一することが24日、分かった。応援に訪れた各社の社員が緊密に協力できる環境を整え、電柱や電線の復旧作業の効率を上げる。各社と自治体などの関係者を交えた訓練を少なくとも年1回は開き、連絡体制や役割分担を確認する。

 作業手順は被害を受けた電柱などをどれくらい復旧すれば良いのかを統一した。「電柱は補強材を用いて仮復旧」、「変圧器は周辺の変圧器から電線を延ばして仮復旧」などと明示した。応援の社員が自社の基準で指示を出し、現場が混乱するのを防ぐ。