感覚過敏のためマスクが着けられません―。新型コロナウイルスの収束が見通せない中、外部からの刺激に敏感過ぎて苦痛を感じる「感覚過敏」の中学生が、肌に触れるマスクやフェースシールドを着用できない事情を周囲に伝えるカードを作った。誰でもインターネット上で印刷して使えるようにしており、症状への理解が広がることを期待している。

 考案したのは、千葉県習志野市に住む中3の加藤路瑛さん(14)。幼少期から食べ物のにおいで気分が悪くなり、甲高い声を聞くと頭が痛くなるなど、鋭敏な聴覚や嗅覚が原因の症状に悩んだ。触覚も敏感で、靴下やマスクの肌触りに痛みを感じるという。