核兵器廃絶を巡る現状や課題について全国の被爆者に尋ね、1661人の回答を得た共同通信のアンケートで、被爆体験の継承活動をしていなかったり減らしたりしている人が計78・2%に上ったことが23日、分かった。米国による広島と長崎への原爆投下から、8月で75年。高齢化による体力減退や被爆時の記憶がないことなどから、活動に困難さやためらいを感じている人が多いことが明らかになった。

 新型コロナに対し、今後も核兵器廃絶運動や体験継承を「大きく妨げられる」「ある程度は妨げられる」とした人は計63・1%だった。被爆者は高齢のため、感染したら重症化する懸念が高いとされる。