【ベルリン共同】ドイツ北部ハンブルクの裁判所は23日、第2次大戦中にナチス・ドイツの強制収容所でユダヤ人収容者ら約5200人の殺害に関与したとして、殺人ほう助罪に問われた元看守ブルーノ・デイ被告(93)に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。大戦終結から約75年を経ており、今回の事案は最後のナチス戦犯裁判の一つ。地元メディアが伝えた。

 デイ被告は元ナチス親衛隊員で大戦末期の1944年~45年、シュツットホーフ強制収容所に勤務した。

 多くの遺体を目撃したことや収容所のガス室の存在を認め、犠牲者と親族に謝罪したいと述べた一方、殺害行為に責任はないと訴えていた。