自民党のミサイル防衛検討チーム(座長・小野寺五典元防衛相)は22日の会合に森本敏元防衛相、河野克俊前統合幕僚長を招き、有識者計4人のヒアリングを終えた。全員が敵基地攻撃能力の保有に肯定的で、前のめりなチームの姿勢を反映した。ただ、米国との戦略協議や国家安全保障戦略の見直しなど熟考を求める注文も付いた。

 検討チームは防衛相経験者らで構成し、「イージス・アショア」配備計画断念を受けて設置。8月上旬にも提言を政府に提出する。

 自民党内には、敵基地攻撃能力保有に慎重論もあるが、検討チーム関係者は「過去の提言より後退することはあり得ない」と明言した。