昨年10月末の火災で正殿などが焼失した那覇市の首里城で22日、焼け跡に残った一対の大龍柱を補修する作業場の整備が報道陣に公開された。「見せる復興」の一環で、一般客も作業場の窓越しに修復過程を見られるようにする。

 焼損した奉神門前の下之御庭にプレハブ小屋を設置するため、作業員らが強い日差しの下、基礎鉄筋の組み立てなどを進めた。内閣府沖縄総合事務局によると、9月下旬にも大龍柱を小屋に移し、11月中旬までに修復を終える予定。首里城復元の際に作り直す大龍柱の見本とし、展示する。

 大龍柱は沖縄・与那国島の細粒砂岩を使い、高さ約3・1メートル。応急処置を施していた。