奈良国立博物館(奈良市)などは22日、1949年の火災で焼損した世界遺産・法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂壁画を火災前に撮影した写真ガラス原板(重要文化財)のデジタル画像を特設サイト「法隆寺金堂壁画写真ガラス原板 デジタルビューア」で公開した。画像はモノクロで、拡大し、如来の髪や衣のひだといった細部まで見ることができる。

 金堂壁画は7世紀後半から8世紀初頭に制作されたとみられ、作者は不明。火災前の35年、国の保存事業の一環で写真撮影された際の「ガラス原板」が残されていた。

 全12面の壁画中、8面分をこのほど公開。順次追加し、本年度内にも全面が公開される。