地金大手、田中貴金属工業(東京)は22日、金を1グラム当たり前日比64円高の7001円で販売し、国内の小売指標価格として初めて7千円を突破し、2日続けて過去最高値を更新した。

 新型コロナウイルス感染第2波に現実味が出てきたことが要因。不況が長期化しても価格が暴落しない「有事の安全資産」とされる金の需要が増えた。金先物も最高値圏で推移している。

 昨年12月の小売価格は5200円程度で推移していた。だが今年に入ると、米国とイランの軍事衝突不安や新型コロナウイルスの世界的流行、日本の緊急事態宣言などで値上がりが続いている。