豪雨災害で甚大な被害を受けた熊本県球磨村で22日、仮設住宅の設置作業が始まった。高台にある公園の広場に、工場で製作して現地に運搬して配置する「ムービングハウス」33戸を設置する予定。8月上旬の入居を目指す。

 この日はトレーラーで搬入した箱形の住居をクレーンでつり上げ、据え置いた。ムービングハウスは迅速に被災地で設置できる利点があり、県が採用を決めた。

 球磨村では家屋の床上浸水470棟、床下浸水20棟が確認されており、今後調査が進むにつれ、全半壊など被害の全容が判明する見通し。村内だけで全ての被災村民の仮設住宅をまかなえるめどは立っていない。