東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は21日、新型コロナの影響で来夏に延期となった大会の無観客での開催に否定的な見解を示した。23日で五輪開幕まで1年になるのを前に共同通信のインタビューに応じ「観客につらい思いをさせてはいけない。国民全体が共感するのがスポーツイベントだ」と述べた。

 ウイルス感染が収束せず、政府や東京都などと9月に設置する対策会議が観客削減を必要だと判断した場合には、検討せざるを得ないとした。

 聖火リレーについては「(変更すると)協力してもらった地方に礼を欠くことになる」と述べ、従来の日程を維持するのが望ましいとの意向を示した。