日本航空が2021年度入社の新卒採用活動の中止を検討していることが21日、分かった。新型コロナウイルスの影響で国際線を中心に業績の悪化が続き、5月から中断している採用活動の再開は難しい状況だ。ANAホールディングスは、今月10日に中止を発表した。

 日航は国内線の減便規模が8月に当初計画比で1割まで縮小する一方、国際線は依然9割に上る。人件費の削減を進めており、感染拡大の収束や需要の回復に一定の時間がかかるとみて、新卒採用見送りを調整しているもようだ。

 自社養成のパイロットや障害者の採用は続ける。また、既に出した約150人への内定は取り消さないとしている。