JR九州は2016年の熊本地震で被災して不通となり、今年8月8日に運転を再開する豊肥線の熊本県内の肥後大津―阿蘇間(27・3キロ)で21日、列車の試運転をした。不通区間を約4年3カ月ぶりに列車が走り、途中の立野駅付近では急勾配を上るため列車を方向転換してジグザグに進む名物の「スイッチバック」を通った。

 この日の試運転で設備などに問題ないかを確認し、22日から8月7日までは乗務員の訓練運転を進める。熊本―大分の148キロを結ぶ豊肥線は名所・阿蘇地域を通り、全線再開による地域の観光振興が期待されている。