横浜市営地下鉄ブルーラインで昨年6月、線路から撤去し忘れた保守点検用装置に電車が乗り上げ脱線した事故で、鎌倉簡裁は21日までに、業務上過失往来危険の罪で、作業責任者だった市交通局職員の男性(53)=横浜市栄区=に罰金50万円の略式命令を出した。鎌倉区検が略式起訴していた。命令は16日付。

 起訴状によると、昨年6月6日に線路内で行った装置の検査で、保守点検用車両を本線に入れるための機材「横取り材」をレール上から撤去せずに作業を終え、安全確認を怠って始発電車を脱線させ、列車往来の危険を生じさせたとしている。