奈良県宇陀市は21日、記者会見し、同市立病院事務局にいた男性職員=当時(59)=が2月に自殺していたと明らかにし、「業務の負担集中や上司からハラスメントと思われる厳しい叱責があった」とする市の内部調査結果の概要を公表した。今後、市は弁護士などから成る有識者会議を設置、改めて検証する。

 男性職員は市立病院のシステムで起こったウイルス感染への事後対応を担当。内部調査は「期限内に対応するよう上司などから指示され多大な神経を使っていた」などと指摘。男性は周囲の職員に「八方ふさがりだ」と話していたという。

 市は遺族からの要請を受け、内部調査していた。