地球から16光年離れた恒星の表面で起きた巨大な爆発現象「スーパーフレア」の高精度な観測に成功したと、京都大や国立天文台などの研究チームが21日までに、日本天文学会の論文誌に発表した。太陽で観測されるフレアと仕組みが似ていることも判明した。

 スーパーフレアは、過去に観測された最大級の太陽フレアの10倍以上のエネルギーを放出する。太陽でも起きる可能性があり、放射線やガスが地球を襲えば通信や送電施設、人体に甚大な被害が出るとの見方が強い。観測した京大大学院生の行方宏介さんは「今後もさまざまな星の観測を進め、太陽で起きた場合の影響想定に役立てたい」と話した。