昨年から北太平洋公海で本格的に始まった5~7月の「初夏のサンマ漁」の操業期間が20日、終了した。全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま)によると今年は出漁する船がなく、漁獲はゼロだったとみられる。不漁が続く中、漁業者が採算面などで困難と判断した。

 公海サンマの主要な販路だったロシア船への洋上販売を、今年はロシア側との価格交渉がまとまらず断念したことも響いた。

 サンマ漁は8月中旬ごろから本格化する見通しだが、関係者は「今年公海で操業していた外国船も、ほとんど取れなかったと聞いている。どこに行ってもサンマがいないのではないか」と懸念している。