日本政府は、今月上旬から中旬にかけて沖ノ鳥島(東京都)周辺を航行した中国の海洋調査船の動きを巡り、反発を強めた。菅義偉官房長官は20日の記者会見で、沖ノ鳥島に関し、排他的経済水域(EEZ)の基点となる「島」だとの認識を改めて表明。岩にすぎないと主張して調査を繰り返した中国に不快感を示した。

 沖ノ鳥島は日本最南端の無人島。波の浸食で水没する恐れがあり、周囲にコンクリートの保護壁が設けられている。国連海洋法条約が定める「島」の条件を満たすかどうかが論点だ。