和歌山県田辺市の世界遺産・熊野本宮大社で20日、熊野三山のシンボル「八咫烏」の絵入り短冊を付けた風鈴が参道などに計約300個つるされた。参拝客に涼を感じてもらうため2006年に始まった取り組み。大社によると、風鈴は元々邪気払いなどに使われたといい、今年は新型コロナウイルス流行の早期終息も願いつつ取り付けた。

 神門前には、三つの輪を重ね、大社の神の使いで3本の足を持つ八咫烏の像を最上部に飾った高さ約3メートルの台を置き、輪に計88個の風鈴をつるした。台は電動でゆっくりと回り、涼しげな音色が参拝客を迎えた。

風鈴の設置には地元の本宮町商工会が協力した。