私大支援事業の計画書の書き方を東京医科大側に助言した見返りに、次男を合格させてもらったとして、受託収賄罪に問われた元文部科学省科学技術・学術政策局長の佐野太被告(60)の公判が20日、東京地裁(西野吾一裁判長)であり、被告人質問で「(医大に)書き方の指導はできないとはっきりと断った」と述べた。

 佐野被告と東京医科大側との会食で、助言や次男の受験に関するやりとりがあったとする検察側の主張に対し、被告は「助言と受験を結びつけた会話をした覚えは一切ない」と否定した。

 6日の初公判で佐野被告は起訴内容を否認し、無罪を主張していた。