【ロンドン共同】20日付の英紙タイムズは、中国による香港国家安全維持法(国安法)施行を受け、英政府が同日にも香港との犯罪人引渡条約を停止する方針だと伝えた。中国は報復を辞さない構えで、かつて「黄金時代」とも称された2国関係の悪化は不可避とみられる。

 国安法を巡っては、既にオーストラリアやカナダが香港との同条約停止を発表している。

 中国外務省の汪文斌副報道局長は20日の記者会見で「中国の内政に干渉する行為があれば断固とした反撃を打ち出す」と反発し、「英国は誤った道を進むべきではない」と述べた。

 2010年からのキャメロン政権は中国との関係を強化していた。