第5管区海上保安本部(神戸)は20日、大阪府泉大津市で、消防やフェリーの運航会社と協力し、新型コロナウイルスの感染が疑われる患者を客船から府内の医療機関に搬送する訓練を実施した。新型コロナの第2波に備え、感染防止策を取りつつ速やかに搬送できるよう関係機関と連携を深めるのが狙い。

 訓練は約70人が参加。大阪湾を航行中のフェリー「ひびき」(1万5897トン)で乗客の70代男性に発熱や呼吸困難の症状が出たと想定。5管は防護服やゴーグルを身に着けた海上保安官や医師をフェリー内に派遣。男性を担架に乗せ、フェリーに横付けされた巡視艇に移して港にいる救急隊まで運んだ。