東京電力福島第1原発で保守管理業務を請け負ってきた企業などが、放射性物質拡散防止技術を応用し、医療施設向けに新型コロナウイルス感染患者からのウイルス飛散を個別に防ぐ「陰圧クリーンドーム」を開発した。

 患者は本来、院内感染予防のためウイルスが外に漏れないように室内の気圧を低くした「陰圧室」で過ごす必要があるが、各病院の陰圧室には限りがある。同ドームを患者のベッドに取り付け、陰圧室のような状態にして医療従事者の感染を防止できる。

 ベッドを不織布製のカバーで覆い、電動式の排気装置で気圧を低く保つ仕組みで、移動も可能だ。