【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は18日、ブリュッセルの本部での非公式首脳会議を続開した。最終日の予定だが、主要議題である新型コロナウイルスで打撃を受けた経済再建のための復興基金の在り方を巡って北部諸国と南欧の溝は深く、同日中の合意には悲観論が漂う。日程延長や月内の会議再招集も取り沙汰されている。

 基金案は総額7500億ユーロ(約92兆円)で、資金は欧州委員会が事実上の共同債を発行し、市場から調達する。うち5千億ユーロが返済不要の補助金で、残りを融資する。

 オランダやオーストリアなどは融資中心を主張。イタリアやスペインは補助金の額で譲歩していない。