北極圏を含むロシアのシベリアで今年1~6月に記録的な高温となり、人の活動に伴う地球温暖化が影響したことがほぼ間違いないとの分析結果を、欧州とロシアの研究チームが18日までにまとめた。「温室効果ガス排出を早急に削減しない限り、今回のような異常気象が頻発する」と警告。永久凍土が解けて地中のメタンが放出され、温暖化が加速する恐れもあると指摘した。

 チームによると、今年前半のシベリアの気温は、2010年までの30年間の平均よりも5度以上高かった。ロシア・サハ共和国のベルホヤンスクでは6月20日に38度に達し、北極圏での観測史上最高を記録した可能性がある。