九州を中心に甚大な被害をもたらした豪雨から18日で2週間が経過したが、被災したJR九州と九州の第三セクター鉄道2社の計6区間、営業キロで計約313キロの不通が続いている。この距離は新幹線東京―米沢間に相当する。被災区間を通る特急や観光列車も運休し、九州経済の屋台骨を支える観光業に打撃を与えている。

 うち4区間は復旧のめどが立たず、九州運輸局は「全線完全復旧には長期化が想定される」と指摘。2017年の九州北部の豪雨で被災したJR日田彦山線の一部区間は沿線自治体が求めていた鉄道での復旧が実現せず、他の被災線区でも二の舞いになりかねないとの懸念も出ている。