石川県が進める金沢城の復元整備の一環で、城の西側にあった「鼠多門」と、水堀をまたいで架けられていた「鼠多門橋」が完成し、18日、金沢城公園で式典が開かれた。江戸時代前期には既に存在していた門は明治時代に火災で焼失したが、約140年の時を経て当時の面影を取り戻した。

 式典には、石川県の谷本正憲知事や工事関係者ら約100人が参加。谷本知事が右手を上げて「開門」と声を掛けると、参加者が扉につないだ紅白の綱を引き、ゆっくりと門扉が開いた。

 鼠多門は、石垣の間に門扉があり、その上に木造2階建ての櫓を備えた構造で、県によると全国の城郭でも珍しい造りという。