【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は17日、オンライン形式で開かれた総会後に記者会見し、新型コロナウイルスの影響で来夏に延期となった東京五輪の簡素化で「観客を減らすことも検討すべきシナリオの一つだ」と述べた。一方で開閉会式の規模縮小には慎重な姿勢だった。

 バッハ氏は15日の理事会後、安全な五輪開催へ「複数のシナリオを準備している」と表明した上で「無観客は望んでいない」との見解を示していた。一方で観客数の削減は来年の渡航制限や隔離措置などコロナ対策の状況に左右されると指摘し「(判断は)時期尚早だ」とも強調した。