【ワシントン共同】エスパー米国防長官は17日、19世紀の南北戦争当時に奴隷制支持の南部諸州が使った南軍旗を米軍施設内で事実上、全面使用禁止にする措置を発表した。南軍旗を人種差別の象徴とみなして反対する意見が強かった。一方、トランプ大統領は南軍旗を擁護する姿勢を変えておらず、距離が露呈した。

 エスパー氏は文書で、米軍施設内や艦船、航空機や車両などで掲げることができる旗として、星条旗や州旗などを挙げ、南軍旗を含めなかった。南軍旗禁止を直接明記した場合のトランプ氏とのあつれき激化を避ける狙いがあったとみられる。