原子力規制委員会は17日、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の審査合格証となる「審査書」について、29日の定例会合で議論するとの見通しを示した。5月に取りまとめた審査書案に対する一般からの意見などを基に議論し、問題がなければ正式に合格が決まる。

 工場は、使用済み燃料からプルトニウムを取り出して、燃料として繰り返し使う国策「核燃料サイクル」の中核施設。合格は本格稼働に向けた一歩となるが、今後も続く詳細な工事計画の審査は長期化が見込まれており、原燃が目指す2021年度上半期の工場完成は困難な情勢だ。

 原燃が14年1月に審査を申請した。