【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、全国12地区の連邦準備銀行による景況報告(ベージュブック)を公表し、経済活動は「ほぼ全ての地区で上向いたが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前よりもはるかに低水準だ」と指摘した。米南部などで感染が再拡大しているため、景気の先行きは「かなり不透明だ」と懸念を示した。

 FRBは、前回5月下旬の報告で米経済が「大半の地区で急激に収縮した」としていた。報告は7月28~29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融政策を決める際の討議資料になる。会合では事実上のゼロ金利政策を維持する見通しだ。