乗客乗員520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から来月で35年となるのを前に、現場となった「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)で12日、管理人の黒沢完一さん(77)らが、慰霊登山が行われる道に大小色とりどりの風車を飾り付けていった。

 地元有志らによるボランティア「御巣鷹の事故を忘れない会」のメンバーが参加。曇り空の下で始めたが、風車を犠牲者の墓標が多く立ち並ぶ「スゲノ沢」付近の登山道に付け終えると、晴れ間がのぞき、そよ風が静かに風車を回していた。

 風車は遺族やボランティアから寄付され、2015年ごろから登山道に飾り付けている。