土砂に覆われた街で、復旧への歩みが始まった。熊本県を中心に甚大な被害をもたらした豪雨発生から1週間となった11日、被災者は災害ごみの処理や住宅の泥出しに追われ、疲労の色を濃くした。一方、医師が被災地に派遣されるなど支援の動きも広がる。

 熊本県人吉市の災害ごみの仮置き場に通じる道路には、水につかった畳やマットレスなどを荷台いっぱいに載せたトラック数十台が受け入れ開始前から列を作った。朝6時から並んだという同県錦町の男性(63)は「仮置き場を増やしてほしい」と訴えた。

 被災者への後押しも進む。球磨村の総合運動公園では災害派遣医療チーム(DMAT)が診断した。