北海道の旭川医科大病院は10日、2011年以降に担当医師が、別の医師からの病理組織やコンピューター断層撮影(CT)の検査でがんの疑いを指摘された8人分の報告書に気付かず、結果的に放置したことなどで診断が遅れたと発表した。3人が既に死亡、うち1人は救えた可能性が高いとの認識を示した。

 同病院によると、死亡した残る2人についても診断遅れによる影響は「否定できない」としている。記者会見した古川博之病院長は「亡くなった方の冥福を祈る。治療中の方にも多大な心痛をお掛けした。心よりおわびする」と陳謝した。