新型コロナウイルスの集団感染が起きた永寿総合病院(東京都台東区)の湯浅祐二院長が1日、都内で記者会見を開き、入院患者や職員ら計約200人が感染した経緯を説明した。集団感染のきっかけとなった可能性がある患者の診断が遅れたことを認めた上で「コロナへの対処法が甘かった」と述べた。

 地域の中核病院の役割を果たせない状況となり「多くの方々に大きな不安を与えてしまった」と謝罪。「私どもの経験が、これからの備えに役立てばと思う」と語った。

 最終的に入院患者109人、職員83人が感染し、このうち患者43人が死亡したとした。亡くなった患者の半数に血液疾患があったという。