茂木敏充外相は9日、トラス英国際貿易相とテレビ会談を行い、英国との新たな貿易協定の交渉を始めた。両氏は速やかな合意に向けて取り組むことで一致し、年内の妥結を目指す考えを共有した。英国の欧州連合(EU)離脱で、年末までの激変緩和の移行期間を過ぎると日EU経済連携協定(EPA)の低関税の恩恵がなくなるため両政府は新協定で対応。日本は英国が課す自動車関税の早期撤廃も狙う。

 トラス氏は、英企業がアジア地域へ進出しやすくなる環太平洋連携協定(TPP)の加盟に向け、日英協定は「重要な節目となる」と強調。茂木氏も英国のTPP加盟へ「必要な支援を継続する」と話した。