マイナンバー制度を巡る訴訟で、個人番号の利用差し止めなどを求めた原告側の請求を棄却した9日の金沢地裁判決は、「個人情報が第三者に公表される具体的危険があるとは言えない」として、制度は憲法13条が保障するプライバシー権を侵害せず「憲法違反とは認められない」と指摘した。原告側は同日、控訴する方針を示した。

 判決後に金沢市内で記者会見した原告側の岩淵正明弁護団長は「法制度上漏えいしないというのは形式的で、実態を見ない不当な判決だ」と批判した。