自民党は9日、インターネット上の誹謗中傷対策を検討するプロジェクトチーム(PT)の会合を党本部で開き、政府への提言案をまとめた。事案の悪質化を踏まえた刑事罰の強化や、書き込みをした発信者の情報を迅速に開示できる法整備が柱。秋に想定される臨時国会を念頭に、法改正など早急に対応するよう申し入れる。

 提言案は、ネット上の誹謗中傷で成立する可能性のある侮辱罪について、罰則が「1万円未満の科料」や拘留にとどまり「ネットを悪用した悪質事案に十分対応できなくなっている」と指摘した。集団での中傷事案に対し、適正な刑罰を科す必要性も盛り込んだ。