新型コロナウイルスに感染した給食調理員3人を退院後も調理業務から外し、「人権問題」などと批判を受けていた栃木県栃木市教育委員会が、方針を撤回し調理担当への復帰を決めたことが9日、市教委への取材で分かった。担当者は「県から、職場復帰は当然との意見を受けたことなどから判断した」と説明している。

 市教委によると、3人は4月に感染が確認され、5月中旬に陰性となり退院したが、その後、保護者から不安の声も上がり、調理担当から外して異動先を協議していた。この対応が問題視され県議会でも取り上げられ、県からは「4週間症状がなければ復帰は当然」などと意見を受けていた。