【パリ共同】スペイン検察当局は8日、サウジアラビアでの高速鉄道建設計画に絡み、前国王フアン・カルロス1世を捜査すると発表した。スペイン紙パイスによると同国企業の受注を巡る不正な金銭授受の疑惑に関わった疑いがある。

 スペインの企業連合は2011年、サウジ西部の聖地メディナとメッカを結ぶ高速鉄道の建設計画第2期を受注した。リベートの一部が前国王に渡ったとの疑惑がある。

 スペイン国王は在位中、免責特権があり、検察当局は14年6月の退位後に関し、刑事責任を追及する事実があるかどうか調べると説明した。10年代に象狩りなどで批判を浴び、高齢などを理由に退位した。