【ワシントン共同】世界銀行が発表した世界経済見通しでは、景気回復や成長率が新型コロナウイルスの収束時期に大きく左右されることが鮮明となった。ただ、いずれの場合でもコロナの爪痕は甚大だ。

 感染が長期化すると悲観的に見た場合、景気回復は「著しく力強さに欠ける」ため、20年の実質成長率はマイナス8%に落ち込む。早期に収束し「急激な回復が始まる」楽観シナリオでもマイナス4%近くとなり、リーマン・ショック後の09年よりも悪化する。

 感染第2波の恐れは拭えず、外出制限を続ける場合は経済活動が停滞するため20年の悪化に加え、21年の成長率も1%超にとどまると予測した。