【パリ共同】米国で白人警官による黒人男性暴行死事件への抗議デモが広がったのをきっかけに、フランスでも自国の警察の暴力や人種差別を非難するデモが各地で行われ、パリでは若者ら約2万人が集まった。黒人の人気俳優も同調して運動を後押し。マクロン政権は「過ちがあれば罰する」と沈静化に躍起だ。

 フランスではこれまでも移民出身者の多いパリ郊外などで警官の言動が人種差別的だと指摘されてきた。黒人の人気俳優オマール・シーさんが4日、週刊誌のウェブサイトへの寄稿で「私たちの国をむしばむ病弊だ。私たちの民主主義に値する警察を切望する」と主張、改めて波紋が広がっている。