広島市役所で5日、昨年8月6日の「原爆の日」以降に亡くなったり、既に亡くなっていて遺族から申請があったりした被爆者の氏名や年齢を、原爆死没者名簿に書き加える作業が始まった。

 今年は被爆から75年。市によると、5日時点で新たに記帳が決まった死没者は2581人。いずれも被爆者で元市職員の池亀和子さん(78)と中本信子さん(77)が、名簿に黙とうをささげた後、筆でゆっくりと記入していった。作業は8月5日まで続けられ、翌日の平和記念式典で原爆慰霊碑の下にある石室に納められる。

 名簿への記載申請は広島市原爆被害対策部調査課、電話082(504)2191。