昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、参院議員河井案里容疑者(46)を当選させるための選挙運動に従事した男性会社員が昨年6~8月、口座を通じ受領した計約86万円は、前法相の衆院議員河井克行容疑者(57)が陣営スタッフに指示し入金させた疑いのあることが30日、関係者への取材で分かった。

 河井夫妻は合わせて94人に計約2570万円を提供したとして、公選法違反(買収)の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。関係者によると、地元議員らは手渡しだったが、男性ら陣営で働いた3人には手渡し分に加え、計約220万円を口座に入金していた。