トヨタ自動車は30日、執行役員を現状の23人から半分以下となる9人まで減らす新人事制度を発表した。7月1日付。経営トップの豊田章男社長と密に連携し、会社全体を俯瞰して経営を担うという役割を明確化するのが狙い。

 これまでの執行役員のうち、各本部長や世界各地を統括するトップらの多くは、一般社員の一番上のランクである「幹部職」に統合する。執行役員の職は外れるが待遇は維持。現場でリーダーシップを発揮し、即断即決する役割を求める。

 自動運転などの次世代技術の進展で業界が対応を迫られる中、豊田氏は就任以来、役員体制を含む人事制度の改革を進めてきた。