関西電力は29日、株主総会で選任された取締役13人に対する賛否の割合を発表した。森本孝社長の取締役選任への反対は議決権全体の39・7%に上り、反対の割合は13人のうち最も高かった。株主が金品受領問題に厳しい視線を注いでいることを改めて示した。賛成は59・6%で、10年以降の取締役で最低となった。13人のうち森本氏だけが6割を下回った。

 取締役の賛否割合は関東財務局長に提出した臨時報告書で開示。反対が30%台に上ったのは森本氏を含む社内取締役4人と社外取締役2人。金品問題の概要を知りながら公表につなげられなかったことなどが信任の低さを招いているとみられる。